2010年1月31日日曜日

笛吹けど

ハーメルンのパイドパイパーはネズミの群れをたくみに誘導したそうな、
ウォルトン ガーデンの店主はマス類の群れをたくみに誘導できなかったそうじゃ。

と言うわけで、放流魚の貢献希薄、きびしい一日でした。

2010年1月30日土曜日

春遠からじ

春の陽気の一日で、早朝の活性はこの冬一番とのお客様のお声。表層水温9.6℃(午前6時)でした。
メインポンドの午前は良好、午後の盛り上がりは今ひとつの感。多勢の小型ニジマスはそこそこの活躍ぶりでした。明日も数で勝負に出ます。

James Pondはブルックを主にまずまず、放流直後はかなりの上出来だったと思います。このブルックはとても美しく、薄ムラサキの体側にピンクと黄色の斑点が浮きだっています。その西洋的な美しさはヤマメのそれと対照的です。清楚な美しさではなく、ちょっと化粧が濃いような気がします。

2010年1月29日金曜日

数で勝負

今日の天気予報はおおはずれ、午前は予想外の荒天で雷、強風と最悪でした。午後からは天気、釣果ともに回復の様。
最近の放流内容は大型魚やその他のマス類に固執してきましたが、この週末は小型(約25㎝)のニジマスを放流します。毎度週末に放流するニジマスと同じ重量を予定していますので、尾数は倍に増えます。お客様すべからくに放流魚が行き渡る事を確信しています。

魚類の養殖場では育成段階で何回も選別分養という作業を行います。畜産とちがい魚類は個体ではなく群で飼育管理するため、飼育段階で個体の大小が生じます。その大小を分けて飼育することは、共食い防止と配合飼料の粒径を統一するために必要な作業です。過去に約10万尾のイワナの稚魚を選別することなく食用サイズまで飼育したことがありますが、3割程度しか残存していなかった経験があります。イワナは特に共食による減耗がはげしい魚種ではありますが。
養殖場の飼育池とは言えその中の水域では、魚たちが生き残りをかけて激しい戦いを繰り広げているのです。まさに食うか食われるか、世に言う「仕分け」なぞと生やさしいものではない弱肉強食の世界です。さしずめ小生などは、魚だったらとうに食われていなくなっている事でしょう。

前段が長くなりましたが、当養魚場で今週イワナの選別をした時に食用には大きすぎる群がかなり出ましたので、ひそかにJames Pondに放流しておきました、釣られているところは目撃していませんが虎視眈々と貴方様のルアーを狙っているはずです。やつらは前段に申し上げた勝ち組の最たるもの、自分より強いものが存在することを否定している連中です、どうぞGoldfinger諸兄、人間が食物連鎖の頂点にいる事を教えてやってください。

2010年1月24日日曜日

James Pond復調

James Pondの透明度はかなり回復してきました。本来の姿には至っていませんが、サイトフィッシングをご堪能いただける状態には戻っています。放流したヤマメ、ブルック等の活性は極めて高かったと思います。来週末には完全に復調しているはずです。本池の開業を計画した12月初旬からホンロウされっぱなしでしたが、やつと開放されそうです。

メインポンドは今日は中の下の感。James Pondには透明度を回復させるため大量の注水を行っています、その温度が高く質のいい排水がメインの放流ポイント付近に流入しているため放流魚が拡散しない結果となりました。この一帯は入門者様の専用コーナーとなっていますが、本日は魚影、人影ともに濃かったようです。

2010年1月23日土曜日

透明度今ひとつ

60年代の米国でクリーデンス クリアウォーター リバイバルというバンドがありました。我がJames Pondはこのバンド名にほど遠く、なかなか回復しません。もう少し経緯を見て、再度改修か、このまま並の釣池か、♨か判断したいと考えます。

メインは並の並でした。

2010年1月22日金曜日

No James Pond 

James Pondの水が澄みません、底部の沈殿物を巻き上げたためです。現在換水中ですが明朝までにクリア―になる可能性は低いと思われます。ご愛好家のお客様には大変申し訳ありませんが、明日の具合を見て再度ご案内申し上げたいと存じます。

メインポンドではやはりJames Pondの脱走マス類が釣れていました。ブラウン、ブルック、タイガーを確認しました。喜ぶべきか、なげくべきか、複雑な心境ではあります。

2010年1月21日木曜日

神風2.5回、北風全開

James Pondは予定通り修復終了、後は水を貯めるだけです。何とか以前の透明度に回復してもらいたいものです。再開にともない土曜日からブルックを主体にヤマメ、大きめのイワナ等を放流します。以前のマス類も相当残留しています。

James Pondの排水はメインポンドへ流れ込んでいますが、今回その排水管を大きい管に取り替えました。その工事中にかなりの数のマス類がメインポンドに流れ出しました。メインでも7種のマス類が釣れる可能性があります。どうぞご期待ください。

2010年1月20日水曜日

♪ただよう雲よ♪

全てを昨日に準じ、絶好調です。明日も温かくなるそうですが、「神風は三度吹かない」と考えています。

2010年1月19日火曜日

♪晴れたる青空♪

久しぶりに温かい1日でした。水温上昇に伴いマス類の活性が上がる事を確信されたお客様のご来店が多く、週末と見まごう当釣池でした。多くのお客様の読みは当たり、皆様の笑顔が物語るようによく釣れていました。放流の出番を待たずこのような釣果をご提供できた当方としても笑顔がこぼれ、胸中にベートーベンの交響曲第9番二単調作品125が響きわたっていました。明日はもっと気温が上がる予想ですが、ほどほどでないと水温水質が安定せずその後の落ち込みを危惧する事になります。冬は冬らしく、夏は夏らしく、子供は子供らしく、女性は女性らしく、何事もそれ相応が一番いいのではないかと考えます。

James Pondは明日から本格的な工事に入ります。

2010年1月18日月曜日

You Only Live Twice(007は2度死ぬ)

James Pondは透明度が回復しないので再度金曜日まで工事します。このままでは看板にいつわり有りという事になりますので、今回は徹底的にやります。映画の原題のとおり「2度生きる」ことを目標に、邦題のように「2度死ぬ」事のないように、少ない知恵と体力を傾注していこうと思います。今度失敗し透明度が回復しない場合は露天風呂にでもしようかと考えています。半分お風呂、半分釣池にしてお湯につかりながら釣りをするというのはいかがでしょうか。迷湯「ウォルトンの湯」。

2010年1月16日土曜日

早朝氷点下5℃

午後から好調、40㎝級が活躍していました。明日もこのサイズを中心に放流します。最近日没後の釣果が思わしくなかったのですが、本日はまずまず。黒色に反応がよく表層付近で釣れていました。土曜日にしては混雑もせず、総じて皆様にご満足いただけたかと思います。

James Pondはブラウン、ヤマメの順で釣れていたようです。しかし少し濁りがあり、本来の状態に戻っていません。工事中に底部のシートの継ぎ目が破断し、土部が露出したことが原因です。底部まで透き通った透明度に戻るのにはが少々時間を要すようです。釣果に問題はございませんが、クリア―である事を売りとしていますので営業上の障害は甚大です。

2010年1月14日木曜日

James Pondあと1日修復工事

Goldfingerのお客様、申し訳ございませんが後1日お待ちください。
16日は大イワナを放流しますのでご容赦ください。

メインポンドは本日絶好調でした。

2010年1月13日水曜日

James Pond明日まで工事

James Pondはかなり重症です、明日の14日まで修復中です。

2010年1月11日月曜日

James Pond 12,13日工事します。

本日は曇天で朝から気温が上がらず、極めて低調な感じでした。昨日の高い活性がウソのような沈黙の時間帯がありました。大型魚の放流効果があった事は救いになりました。

今朝James Pondの池底のシートがついに盛り上がりました。森に向かって右側半分の営業になりました。Goldfinger諸兄にはご不自由をおかけしました事をお詫び申し上げます。盛り上がるべきはメインポンドのマス類の活性であるべきでした。
これに伴い、明日から2日間James Pondの池底改修工事のため閉鎖します。メインは通常営業です。

2010年1月10日日曜日

鐘×6回=効果あり

本日も多くのお客様にご来店いただきありがとうございました。鐘は6回鳴らしました、皆様にそこそこご満足いただけたと思っています。本日のご来場者数から考えると明日は8回くらい放流しないときびしくなると思います。
メインポンドに注ぎ込む養殖場からの排水管(インレット)付近にマス類が集中する傾向にあります。この付近を初心者の方々に限り開放することにしましたので、紳士的なお客様はご遠慮ください。

James Pondも多くのGoldfingerにお楽しみいただいたようです。またのご来店お待ちいたします。

2010年1月9日土曜日

鐘×4回=沈黙

少々のテレをともなって鐘を鳴らしてから放流しました。速やかな効果はでませんでしたが、夕方近くのお客様に満足していただけたと思います。ブラウンは放流尾数を考慮すればもっと釣れてよかったと考えます。明日に期待です。明日は、並ニジマス、大型ニジマス、ブラウンの順で放流します。

James Pondの夜は一歩下がって釣ってください。自らの陰影を消し去り、樹木に同化する思いで夜陰にジョウじて釣ってください。必ず釣れます。できますれば「釣りたい」という殺気と煩悩を押し殺すともっと釣れます。
日が暮れてからお帰りのお客様、ヘッドライトを消してJames Pondの前を通過なさるようお願いします。
シンボルの大ブラウンの2尾中1尾は死亡、1尾は弱ったところを捕獲してリハビリ中です。

2010年1月8日金曜日

柿食えば鐘が鳴るなり「放流時」

土日祝の当方では多い時は5回位放流する事がございます。しかし放流ポイント付近から遠い場所にいらっしゃるお客様にはご認識頂けないことが多く、何らかの手法で放流している事をご案内することが必要と考えていました。場内アナウンスも考慮しましたが、もっとも安直な手法ということで鐘を鳴らす事にしました。
正岡子規様には大変恐縮ですが、名句を拝借して「放流時の鐘」と呼ばせていただく事にします。
安っぽい鐘で遠くまで響かせる必要からかなりうるさく、建物前でお釣りになるお客様には少々耳触りと存じますがご容赦ください。

明朝は鐘の合図とともに、ブラウン、大型ニジマスの順で放流していきます。

2010年1月6日水曜日

再度ブラウンを放流

9,10,11日の3日間にメインポンドでブラウントラウトを放流します。よく釣れる事はJames Pondで実証済みで、同じ群を放流します。
ニジマスは40㎝級を主力に予定しています。個体数は減りますが、このサイズはとても走ります。水深のあるメインポンドでその引き味をご堪能ください。

取り込みに支障があったJames Pondの水深を上げます。根掛かり防止の対策は連休明けに予定しています。
現在の釣果は、早朝にきわめて高く、夕方から夜に向けて再度活性が上がっているようです。今朝も60㎝のブラウンがあがっていました。この個体は丸々と太っていて、間違いなく他のマス類を捕食しています。営業上の功罪を検討したうえで、連休明けにメインポンドへ移動するかどうか決めます。

2010年1月3日日曜日

温故知新

本日も多くのお客様にご来店いただきましてありがとうございました。大変な混雑のなか皆様にはマナーよく釣っていただき感謝しています。紳士淑女のお客様に支えられ、無事お正月を営業できたと思っています。
釣果は計6回の放流に対し午前は厳しく、午後上向いた感じがします。

James Pondはブラウンを主体にほどよく釣れています。早朝と夜は非常に活性が上がっています。本日のタイガー確保はお1人様、お正月3日間の加藤清正は総勢5名様という結果でした。

かくなる本日、大アマゴを釣った方がいらっしゃいました。2か月以上前に放流した群の残党です。大アマゴはとても美味なため放流後はほとんどのお客様がお持ち帰りになりました。本日掛かった個体は数々の修羅場をかいくぐったツワモノと思われます。最近の当所は新しい釣池のことや洋モノのトラウトなどに浮足立って、過ぎし日の感動をおざなりにしていた事を恥ずかしく思いました。この大アマゴは、新池にうかれず従来型の営業の軸足がぶれてはいけない事を示唆してくれました。

お客様とマス類に支えられて今年もガンバって行きたいと思います、今年もどうぞよろしくお願いします。

2010年1月2日土曜日

釣人の寒風干し

西よりの風強し、水温9℃、4回の放流にも思ったほどの効果はありませんでした。年末からの大量放流群は圧縮蓄積されたマグマと化し、爆発の機会をうかがっているはずです。西風の日が続いていましたが明日は北風になるとの予報、文字通りフン向きが変わってくれればと願っています。

James Pondの事を多くのお客様にご認識いただけるようになりホッとしています。外的要因に左右されないこの池は今日も多くのご愛好家に楽しんでいただきました。タイガーを釣って2割引をさせていただいた方2名様、60㎝級のブラウンが2名様、1時間釣って0匹が1名様といったところです。なお夜の釣果は目をみはるものがあります。
このJames Pondでのお持ち帰りは、1魚種1尾までとさせていただいています。シンボリックな存在の大ブラウンはリリースでお願いします。

レストハウスのトイレの入り口付近に水槽を設置しています。大晦日に孵化したニジマスの仔魚がヨークサック(卵のう)を抱えています。ぜひご覧ください。

2010年1月1日金曜日

明けましておめでとうございます。

James Pondでタイガーをお釣りになった方が1名いらっしゃいました。初釣りの第1投めで釣れたそうで、1回表先頭打者ホームランといたところでしょう。幸先のいい1年になる事間違いなしです。同行の方々は思い込みが強すぎてタイガーに微笑まれなかったそうですが、美麗な八丁ヤマメを釣り上げていらっしゃいました。この方々を含め毎年初釣りは当方でと決めていらっしゃる方が多く、感謝の極みでございます。皆様にとって幸多き1年になるであろう事を願っています。

年末の混雑とは打って変わって比較的にのんびりした元旦でした。近隣の管理釣場のオーナーご家族も立ち寄っていかれ、管理釣場の現状と課題について雑談し楽しい1日でした。明日からはそろそろ人出も多くなると予想されます。マス類数個師団は出撃待機中です、メインで3回、James Pondで4回の放流を予定しています。ご来店お待ち申し上げます。