2013年11月28日木曜日

ヤマメ、イワナ放流継続

先週末に放流したヤマメとイワナ、両方釣った方は3名様でした。引続き放流の予定ですが、ヤマメはよく釣れていましたがイワナにおいて難易度が高そうです。

イワナをミノーで釣る、この事に関し他に抜きん出たセンスをお持ちのお客様がいらっしゃいます。先週の釣果は尺イワナ3尾、ヤマメ多数との事。偶然ではなく狙ってイワナを釣る、それをさりげなく、脱帽であります。小生としてはより警戒心が強いイワナを育種して、氏に挑戦したいものであります。

2013年11月21日木曜日

尺イワナ放流

こ週末は30㎝超のイワナをご用意いたしております、いわゆる尺イワナと言うやつです。もちろん冷凍のイワナではありません、当店の放流Menuに虚偽表示はございません。山形県は遊佐町、鳥海山麓で養殖された月光川水系のニッコウイワナです。
ヤマメにつきましてはこの週末も多くを用意していますが、上記イワナと併せて釣った方には当店のポイントを2倍にしてご祝福申し上げたいと存じます。

唐突ですが、そうめん流し。半分に割った青竹に上流から清水を流し、これまた上流からそそがれるそうめんを箸ですくって食すという涼感ただよう風物があります。その場面で横一列に並んだ最上流にオッサン達が陣取り、婦女子がその下流に悲しくたたずむ様を想像して下さい。放されたそうめんはオヤジ達の箸にてその多くを抜き去られる、興じた彼らは同じ箸でそれを繰返す、そしてやっとくぐり抜けた数本のそうめんが子供達の眼前にたどり着く、よろしき風景ではありません。
当池にはビギナーエリアが設定してあります、マス類の放流もそのエリアにしかいたしません。小生の意図するところ、ご理解いただけますでしょうか。

2013年11月15日金曜日

50㎝級ニジマス放流

ご好評を賜りました昨週のサクラマスとヤマメの放流は、今週末も継続します。ヤマメにつきましては更に尾数を増加させます。そしてなんと今週末に限り50㎝級のニジマスも加えて準備しています。
図らずも某通販会社の宣伝に似て軽薄なノリになってしまいましたが、来月から始まるアユ稚魚の池入れに先立ち、当養殖池のマス類の在庫を軽減する必要がある訳です。

今期より容器等に小分けした分散放流は止めました。小生とマス類の負荷を軽減する目的です。メインポンドにおいてはビギナーコーナー横のストック池から直接流し込みます。そもそも小分けした放流については、釣場側が来場者に適正な原価を提供している事を証明する手立ての感があり、好ましく思っていませんでした。また養殖業の本能として魚体にストレスを与えないように何度もアミに入れる事を避けようとします。姑息な手法をあえて止めた当方の放流の真贋に疑問を持たれる方は、ぜひストック池の魚群をのぞいて下さい、一日分のソレがソコには泳いでいます。

2013年11月8日金曜日

サクラマスとヤマメを放流

夢を抱いて海に下る決意をしたヤツがいる、実直に故郷の川に残る覚悟を決めたヤツもいる。前者をサクラマス、後者をヤマメと呼ぶ。分類学上は同一の種ですが、その不思議な生態に古人達が感銘し、分けて称するようになったのではないでしょうか。一つの母群からまったく違う将来を選択する個体が現われる、それは人生の岐路にも似て感慨深いところです。結果によりては抱いた夢が野望だったとなりかねなず、小生として身につまされし感。

そんな訳でこの週末上記を放流します。サクラマスは40㎝級、突き出した下顎はネイティブの野性味を想わせます。ヤマメは20㎝程度、塩焼きに程よいサイズです。この両者の同時放流、諸兄には振り返りし御身の人生をお重ねながらご来店いただけたら幸いです。

当店の池水、極めてクリアーです。原因は不明ですが、それはキンと冷やした浦霞より透明で、黒霧島のオンザロックより可視度が高い様であります。それ故に釣果は朝夕に集中しています、特に夕刻のライズは尋常ではありません。クリアーポンドでサクラマスとヤマメを楽しむ、トップシーズンに向けたWalton Gardenの企画第一弾であります。