2011年10月31日月曜日

♪教えて、アルムのモミの木よ。

去る日曜日、苦戦しました。放流の効果が皆無、ご来店のお客様には心よりお詫び申し上げます。放されたマス類はどこへ行ったのやら見当がつきません。当池に住む魑魅魍魎の仕業か、不安定な天候が原因か、釣券を配るルートを変えたせいか、館内の楽曲が悪いのか等々悩んでいます。いつも右足からはくズボンを左からに変えてみるかと思ったりもします。大型の山形県産は小生の思惑通りに釣れているので、水質悪化が要因とは考えにくい、放流効果が出ない小型魚も、同群を放流したHatcheryでは好調に釣れているので、放流魚の品質に起因しない事も明白。分かりません、どなたか教えて下さい。
案じても前進しないので、低層水を強制的に排水し換水に努力しています。木曜の祝日までに道が開かれる事を望むばかりであります。

Jamesの巨イワナ、虚イワナに終わりました。濁りの出ていた本池では無理な話であったのでしょう、Hatcheryの2号池では同群が釣れています。イワナに関しては過去にも幾度か失敗していた事のような気がします。
子ノタマワク 過チテ改メザル、コレヲ過チト言ウ 50歳を過ぎて未だ天命を知らない小生には難しい課題であります。

2011年10月27日木曜日

我悲不筆

週末に放流する巨イワナを養殖池から取り上げました、改めてその大きさに驚愕、その容姿に感嘆、小生の文章力ではその魅力をお伝えできない事が残念であります。彼らは管理釣場ごときで消費されるイワナではない、剥製にして床の間に鎮座させるべき、タモ網を持つ手が止まりました。数分の沈黙の後、スタッフの問いかけで我に返り、断腸の思いですくった、直径40㎝のタモ網に2匹しか入らない、判断を早まったか、もう遅い。

と言う訳で、この週末JamesとHatcheryに潜んでいます。ご来店諸兄におかれては虚イワナとならない事を願うばかりであります。

2011年10月25日火曜日

Trout Hatchery OPEN

今週末から2号店Trout Hatcheryを再開します、本店Walton gardenの複雑怪奇な釣りを敬遠なさるお客様はぜひともご来店下さい。釣券種、ご利用料金に若干の変更がございます、詳細はHatcheryのHPをご覧ください。

巨大なニッコウ岩魚、40㎝超の巨イワナ、ご覧になった事ございますか。当Walton gardenのJames Pondに今週末より放流いたします。何を血迷ったか、管釣りトップシーズンの最終兵器にも成り得る逸品を放流する事になりました。釣り上げたらば、日々極めて冷静な方でも右往左往なさる事必定、日々極めて寡黙な方でも多弁になる事これも必定であります。かくも取巻く業界の常識を大きく逸脱した無謀な放流と言えます。水温が下がればメインポンドにも出していく予定です。

このメインポンドは60㎝級の放流比率を上げ、標準のニジマスのサイズもやや大きくなります。これから秋本番、浮足立つWalton Gatdenであります。

2011年10月21日金曜日

酔うて候

週末は雨の予報、管理釣場の経営者諸兄には泣きの雨、意気の高揚を妨げる雨であります。

去る2週間、今期の目玉となるマス類を調達に東奔西走しました。12月から始まるアユの池入れの前にこれを済ましておく必要があったのです。1.5尺強の巨イワナ、60㎝超えのニジマス、ヤマメ、ブラウン等々であります。なぜこれらを揃えなければいけないか、並のニジマスだけではなぜいけないのか、顧客サービスか自己満足か、フツフツとした疑問を抱きながら、今宵は早めの一献、秋の夜は更けていきます。

2011年10月12日水曜日

Somewhere? Over the rainbow.

去る連休で疲れ果てたのは小生だけでは無かったよう、当池のマス類たちもやや不機嫌の感。James Pondに泳ぐ月光川水系出身のイワナ達はとんと姿を見せません、十三夜を過ぎても丸くて淡い月の光が彼らの郷愁の想いを助長しているのでしょう。山形県庄内産の大型ニジマスも何処に潜んでいるのやら。

この週末は連休と同じメニューで放流します。数釣りの中に混在する大型魚の醍醐味をお楽しみいただければと存じます。去る連休の釣果、小生の知り得る限りでは1日券で193尾と言う方がいらっしゃいました。その内60㎝級は2尾だったとの事、これ位の確率である事をご承知ください。

James Pond、絶好調、この週末もヤマメを放流します。

2011年10月9日日曜日

主観だけの釣果情報

連休2日目、本日も多くのご来店を賜り厚くお礼申し上げます。

昨日を大きく上回る放流量に支えられ、沈黙の時間帯は少なかったと思います。もはや雑兵とは言えない小型ジマスがこの事に大きく貢献いたしました。

山形県産over the rainbowは6名様で7尾捕獲されたようです。昨日からの放流数は約60尾、明日の放流群と合わせると約100尾、その多くがメインポンドに潜んでいる事になります。営業上残念な事は、釣り上げられたその多くがお持帰りとなる事であります。願わくば少なくも数回は釣られてほしい、連れ去られて行くその個体を傍観しながら、小生の隠されたため息はお客様に届く事はありませんでした。なぜか尺に近いイワナが釣れています、ブラウンの群に混じっていたようです。

James Pondは依然絶好調、本日は鼻息荒くニジマスとヤマメを同率で放流しましたが思惑には少々届かなかった由。明朝の最初の放流後の本池は極めて原価率の高い状態となっています、お見逃し無き様に。最近気分転換に少しJamesで、と言う方が少なくなりました。メインポンドにわき目を振る事無く終始Jamesで楽しんでおられる様、嬉しい限りの事であります。

明日は連休最終日、Walton Gardenは潤沢なマス類を備蓄しながら、諸兄のご来店をお待ち申し上げております。

2011年10月8日土曜日

主観に基づく釣果情報

初秋の風が心地よい一日でした、放流効果も顕著で主客ともに原価割れのない良き日だったと存じます。前回ご案内の通りのメニューで放流させていただきました、以下にその詳細をお知らせします。尚、このコラムは小生の主観に支配された内容となっております、諸兄にはその行間を読み取っていただきたくお願い申しあげます。

期待の山形県産60㎝級は3名様が漁獲、周囲の嫉妬をよそに満面の笑みとなりました。ブラウントラウトの漁獲に関する目撃情報はありません。

James Pondの目玉であったヤマメは大活躍、全てのお客様に行き渡ったようです。月光川水系のニッコウイワナは程よくの感。

終日両池の安定した釣果を下支えしたのは小型のニジマスでした、雑兵の活躍が勝利をもたらしたの感です。5時間3ケタを釣った方が数名との事。夕方の5時頃からのひと時、異様な程のライズが続きました。焦燥する釣人を尻目に無数のマス類のハッチ、久しく見かけない光景でした。
明日は本日を上回る量のマス類を準備しています、ほくそ笑むのはいづれの釣人か、これに関しては小生の責任の外にある事ではあります。

2011年10月4日火曜日

Imagine, all the people.

お久しぶりでございます。震災、風評被害、アユ商戦、そして挫折の釣堀初日、たった半年の事ですが、最近やっと長いトンネルを抜け出た感があります。去る連休の絶好調の釣果と場内の活況は、疲弊した心身をときほぐすカンフルとなりました。満身創痍の身に圧縮し続けていたエネルギーは、10月のWalton Gardenに爆発する事となります。皆様、今期もどうぞよろしくお願いいたします。

想像してください、メインポンドの事です。次の連休に驚愕のover the rainbow 山形県産大型ニジマスを放流します。怒涛の3㎏(60㎝ up)、nativeと見まごう魚体は過去当池で多くの釣人を魅了し続けました。今回ため息をつくのは貴殿かもしれません。合わせて40㎝級のジャガーとブラウントラウトも放流予定ですが、山形県産の前では所詮前座、脇役に終わる事でしょう。

想像してください、James Pondの事です。上記のジャガーとブラウンをあの狭小な池に放します、特有の浅い水深が演出するブラウンとの出会いは、最表層である事を確信しています。メインポンドとの変化を付ける為、ヤマメとイワナも用意しています。ちょうど今頃産卵期にあるヤマメは、オスの容姿特にその顔貌が鋭く、サケ科魚類の標本の様を成しています、清楚な美しさに潜む野性味をご堪能いただけるのもこの時期ならではのものです。イワナは山形県、鳥海山を源流部とする月光川水系の系統、一味違う滋味をご確認していただけたら幸いです。

♪You may say I'm a dreamer.♪ いいえ、上記はこの週末の放流メニューであります。ご期待ください。