2012年2月9日木曜日

幻の巨大イワナを喰う

巨イワナの放流は様々なドラマを演出しているようです。お1人で4匹も釣り驚嘆あいまって買ったばかりの6万円のリールを踏んで壊した方、晩酌には巨イワナの刺身と決め込んで意気揚々とご来店なさり意気消沈で帰宅された方等。先週放流した100尾は知る限り20尾程度しか釣られていない様、まだ多くが残存しています。警戒心の強いニッコウイワナ、それも50㎝超となると猜疑心に満ち溢れた個体群のはず、しかし放流後1週間を経て居心地のいい付き場に陣取り、貴殿の投げ放ったルアーの真贋を虎視眈々と見極めているはずです。
明日(金曜日)に更なる100尾を営業中に放流します。先週は金曜日の閉店後に放流したためその現場をお客様にご確認していただく事ができず、こちらはお客様の猜疑心を助長する事になりがちと判断したためです。

前述のように、イワナの刺身を食す事がご希望のお客様が多くいらっしゃる様です。十分な量をご提供しているとは言え釣果が不幸に終わる事も考えられます、そのためこの週末はストック池に備蓄している群を1尾500円の破格で販売します。魚を得る手段によって魚の本質は変わりません、是非ともご賞味下さい。酒肴としての食し方、店頭にて小生がご伝授いたします。