2010年11月24日水曜日

銀ザケ放流します

週末はニジマスより多い量の銀ザケを放流します。

各地の淡水の養殖場で育てられた銀ザケ(20~30㎝)は、この時期に三陸沿岸の網イケスに放流され、来春に60㎝強に育ったところを水揚げされます。そして、量販店でお馴染みの銀ザケの切り身として販売されます。その銀ザケの一部を、懇意の同業から横取りして、WaltonとHatcheryに放流するわけです。超新物、ボージョレー何がしとは次元が違います。

業界の話ですが、この銀ザケの発眼卵は北海道東部で若干生産される以外は北米からの輸入卵です。単価は1粒約5円強、ちなみにニジマスは約1円、イワナやヤマメ等は約2円です。この事は、銀ザケがニジマスの5倍の魅力を持っている事を表しているのではありません、ご注意ください。加えて、この価格はあくまでも卵の値段です、ここもご注意ください。