2010年10月10日日曜日

傾向と対策

本日は午後からのご来店が多く、夕方にもかかわらず多くのお客様がいらっしゃいます。その為かマス類のライズも心なしか控え目の感です。5回の放流は虚しく空砲に終わりました。
待望の山形県産Over The Rainbowはご機嫌うるわしからず、午後から25尾を放流しましたが確認できた捕獲数は1尾。山紫水明なる事のみを知る彼らには、過酷な環境なのか、明日以後の経緯をみて判断すべところです。

傾向1、今期の当池は低層水を常時排水するように改造しました。その結果直接的な目的は成就され、水質は極めて良好に保たれています。しかしながらその良好な水質に起因してマス類が広く、深く拡散する傾向にあります。どの層でも釣れますが、連続して釣れる事はまれなようです。

傾向2、前記低層水の排水口は池中央の最深部にあります。常時大量の排水をしているので、吸引力により大きな渦がその周辺にあると思われます。実際ラインやルアーが吸い込まれそうになったとお客様のご指摘。この渦の中に魚群はあるようです。

対策、皆無。お客様の高い技術にゆだねるしか手はありません。明日も千葉県産、山形県産ともに放流予定です。ここは俺の出番だとおっしゃるお客様のご来店をお待ち申し上げます。