2009年10月18日日曜日

クイック レスポンス

最近放流対策が即効性に欠ける傾向にあります。この週末を見てみましても昨日土曜日は30点、本日午前は40点程度の評価でしたが、お昼前後から急変し午後2時現在80点で推移しています。午後からのご来場で3ケタ超えの方も。腕が筋肉痛になったとレストハウスで休憩なさるお客様も心なしかじょう舌。我々もホッとしました。

より効果的な放流手法の検討が大きな課題になりました。多くのお客様が帰られた後で釣れ始めても営業上の利点は軽減します。当池のマス類も、放流された瞬間が大舞台であることを強く認識し、養殖魚として自らの価値がココで結実することを自覚してもらわなければいけない。飼育者の苦悩をよそにライズが始まりました。

小生の本業である水産業では、魚類の漁獲量や生産量を重量で表記します。境港漁港の水揚げ量=約10万トン、ニジマスの国内生産量=約7千トンといった具合です。そこで釣りも漁法の一部と考えれば、管理釣場での釣果はなぜ尾数なのかという疑問があります。今期の当釣場のマス類の平均魚体重は約700gあります。5時間で20尾しか釣れなかったとしても、昨シーズンの60尾以上の重量に相当します。小型魚多発か大型魚偶発かはお客様にご選択いただくして、今期のWALTON GARDENは大型魚にこだわります。ご期待ください。