2014年11月14日金曜日

涙の放流

この週末は極めて不本意な放流を行わざるをえません。先般から申し上げているように、アユ養殖のオフシーズンであるこの時期に心身の平安を取り戻すべく、週1回の温泉旅行を企てています。先日も秘湯に泊まろうと、養殖池の点検もほどほどに出かけることとなった。22池ある養殖池の、とある池の前、養殖機材のモーターに微かな異音を感じた。小生のはやる心は障害を楽観的に考える思考へと変じてしまっていた。

翌日の夜帰ってみたら、嗚呼何と。この先は申し上げるに及びません。湯煙りを背に美酒に酔いどれていた間に事は起きていたのであります。意気消沈し我が身の愚かさを嘆く事しばし、心身に良しと決め及んだ愚行が新たな苦痛の種となってしまった。当分この池の前を通るたびにこの悪夢を思い出すのは平安を乱すと考え、生き残った群を消し去る事にしました、約500㎏かなりの量です、多すぎるのは承知、利益は先で取り戻す、そう言い聞かせながら行き先は釣池、最善の解決策と得心。

不在の時に限ってトラブルが起きるというのはよくある事、外遊中の総理にもこの事を連絡してあげたほうがよろしかろう。