2012年1月15日日曜日

「あっしにはかかわりのねえこって」

年末来の寒さで放流効果が顕著にならず、心労多き日々が続いております。放流作業中も、背後にお客様の無言のため息を感じる事もあります。当方といたしましては、原価を投入する事でその義務は果たした、その後の釣果はその時の気象やお客様の技量にゆだねられると申し上げたいのですが、なかなかそうも申し上げられない事の心労が蓄積されすぎた感があります。

そこで表題の事、渡世人である木枯し紋次郎の名せりふであります。翻訳家が英訳すると「It isn't my business.」とでもなるのでしょう。それであります、放流の後に釣れるか否か、それは小生にはかかわりのない事、小生の仕事ではない事、この事を皆様に明言しておく事で心の平安を取り戻そうと考えています。

その手法として、来週から木枯し紋次郎のいで立ちで放流する、いかがでしょうか。三度笠にかっぱをはおり、長いようじを咥えながら放流する。そのかっぱの背中には大きく表題のせりふが書いてある、ばかの上塗りは承知の上で。