2011年11月21日月曜日

山形産1尾=1割引き

去る週末はギンザケだけの放流のせいで、極めて難易度の高い状況となりました。一日中表層で無数のライズ、池中にマス類の活性が見て取れる、釣人にはヨダレの出るような状況でした。しかし釣れない、どんなにロッドを立てて釣っても釣れない、表層の奴らは見向きもしない。小生一度はやってみたかった放流でありました、釣場において主体である釣人と従属的なマス類の関係を、たまには逆転させたいと。トラウト フィッシャーを豪語する釣人の焦燥をマス類に見せてやりたいと、ほくそ笑んでいた訳です。しかし少々やり過ぎの感、営業上はよろしくない結果に終わったようです。

そのお詫びの念も込めまして、23日(水)に山形産大型ニジマスを100尾、ヤマメ200㎏を放流します。以前より山形産は放流していましたが、釣り上げられたほとんどがお持帰りとなりました、赤い靴を履いていたわけでもないのですが。そこで今回は放流量が多く、ほとんどのお客様の手に行き渡る事が考えられますので、いささかのお持帰り制限をさせていただきます。持って帰らないで下さいと申し上げにくい立場でありますので、健全にリリースされた方に謝礼としての割引券をご用意させていただきます。50㎝over1尾につき1割引券1枚、10尾釣ればタダ券になります、この線でお手打ちを賜りたい、多くの方に大型魚の魅力を堪能していただく苦肉の提案であります。

ヤマメの200㎏、管理釣場の1日の放流量としては異例の量であります。約2500尾になります。ここでまた割引券、このヤマメ、釣れなかったと言うよりも釣らない方が難しいと推察しますので、5時間以上の釣券で山形産もヤマメも釣れなかったお客様に1割引券を差し上げます。悩ましくも困難な割引であります。