2011年9月22日木曜日

23日再開

試し釣りの結果は良好、明日再開します。全てホウライの放流となります、James Pondはイワナとホウライで行きます。

2011年9月17日土曜日

Walton 枯れすすき

♪猛暑に負けた、いいえ欲に負けた♪
水温が下がらず、マス類を釣る環境に無い事から臨時閉店しました。
ご来場いただいたお客様には深くお詫び申し上げます。気温の低下を見ながら、仕切り直しといたします。

2011年9月15日木曜日

訂正とお詫び

残暑による高水温のため、「百年に一度」の放流を断念しました。水圏環境に馴らしておこう放流したサクラマスが弱って斃死する様を見て、希望が失望へ、やがて絶望へと豹変して行ったという事です。

2011年9月13日火曜日

一握の虹

初秋の候、諸兄におかれてはつつがなき事とお喜び申し上げます。
さて、今期のオープンは9月17日(土)とさせていただきます、現在七転八倒の準備中であります。

天変地異におきましては、百年、千年に一度の事が頻発しています。人間のシャバ、怠惰な管理釣場においても百年に一度の事があってもいいのではないかと思い、百年に一度の放流を用意させていただきました。「ニジマスよりサクラマスの方が多い池」であります、ニジマスの放流量の2倍のサクラマスを木曜日に池入れします。降海型のヤマメの事であります。過去の釣人生においてヤマメにあまりご縁の無かった方にはご来店をお勧めします。「ウォルトンの池に向かひて言う事なし」となるはずです。

James Pond再開します、イワナとサクラマスで始めます。

Trout Hatcheryは隣接する護岸の工事のため、オープンは未定です。

2011年7月3日日曜日

天高き秋まで

今期の営業は本日で終了いたしました、諸兄には今期もご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

またぞろ熱い夏が来ます、どうぞ皆様ご自愛ください。天高き秋のその日に、マス類共々お待ち申し上げます。

2011年7月1日金曜日

last weekend

梅雨明けをもって今期の営業を終了する予定ですが、この週末がその時の気配と察します。最後の放流を行って秋までのんびり、と行きたい所ですが、お盆まではアユ商戦の真最中、晴耕雨読の生活はその後と決まっています。

山形県のマス類販売業の社長が先週他界した、小生創業以来20年の付き合いだった。氏は東北地方のイワナの養殖にその黎明期から携わって来た。小規模の養殖業者が多かった中、その全てに業界を取巻く情報を提供し続け、全ての生産物を買い支えて魚価安定に貢献してきた。やがて迎える情報化社会で、その生産者達は自らの営業能力を誤解して自前での販売を模索し始める事となる。その結果、安定した質と量の供給が挫折し、イワナの魚価暴落を招く事となった。

震災以後その生産者達の販売環境は過去最悪の状態にある、今こそ、かくなる時節こそ氏の手腕が強く求められる時であった。脱藩した生産者達の思いも同じだろうと推察する。残念であるが、東北に氏の代理が務まる人物はいない、イワナのGod Fatherはもういないのである、合掌。

2011年6月22日水曜日

You need knives and forks.

日中はスプーンへの反応がきびしいようですが、まだ行けそうです。池水の透明度は依然として高く、フライの方はドライでお楽しみいただいているようです。
小生としてはすこぶる良好とは言えない釣果の中で、営業を継続する事に罪悪感に似たタメライを感じます。そこでこの土曜日、トップシーズンの1日量をはるかに超える魚群を放流する予定です。午前9時半頃に行います。初夏営業の試金石、これで釣れればしばらく営業継続です。当方といたしましては、十分な原価をご提供する事でその責を果たし、釣果につきましては様気、釣技の事情によるものと傍観する事ができると言う訳です。シーズン終盤に来て放流を軽減し営業しているご同業の多い中で、小生の小心さを露呈するこの大量放流、またぞろ利益を圧縮する要因となりそうです。某電力会社のごとくの厚顔さを学ばなければ、当池には未来永劫利益は望めないのであります。

南三陸町産ギンザケの幼魚の状態は回復基調にあります。摂餌活性も高くなり瘦せ細っていた魚体も回復しつつあります。小生としても思い込みが強い魚群となり、当池に収容されたオマエタチはもう安全なのだ、怯えたり苦しんだりする必要はもう無いのだ、必ず守ってあげるから安心して成長してくれ、と毎日願っています。

このギンザケを当方に避難させて来た同業者の談。彼の家は奇跡的に自宅が津波に流されなかった、家族も全員無事だった、それが周囲の方々に許容されず、近隣で浮いた存在になってしまった。悲しみを共有できない存在と無視される事もある、この事がこの震災で一番つらい事だ。何とも申し上げる言葉もありません。