2013年1月2日水曜日

友人D

平素に倍する放流量にもかかわらず、混雑と強風のため釣果の底上げは相成りませんでした。緩和策が万事解決のカンフルとならない事を彼に伝えなければいけない。

元旦の夜明けごろ自宅から当店に向かった。印旛沼の畔の眺望よろしき場所にさしかかると渋滞、初日の出を拝むべく集まった車と人、そしてその片手にはカメラ、おびただしいデジカメや携帯が東の空をにらんでいました、そして当店でも。最近の大型魚放流の効果で、場内での写真撮影がそちここで。マス類とのふれあい、心に刻んでおくだけでは足りないのでしょうか。撮影中もがき苦しんでいる彼らはいい迷惑、Kill me softlyと叫んでいるかもしれません。

唐突ですが小生はかような性格なので友達が少ない、知人は多いが友人となるとかろうじて数名であります。その中にカメラの話題になると思い出す友人がいます。よく我家の愛犬の写真を撮ってくれた友人であり、夜更けまで酒を酌み交わした仲であります。ある日もバカチョン カメラを引っ提げおぼつかない手取りで小生と愛犬の写真を撮ろうとしている彼に、カミさんは不安げな様子。その友人が山形県出身で世界的に著名な写真家の長男である事をカミさんに教える前の話でありました。