2011年4月20日水曜日

穀雨

安定しないお天気の毎日が続きます。当池のマス類もご機嫌麗しからずの感、しかし朝夕は極めて活性が高いように見受けられます。池水の透明度が上がっている事も加勢して、フライではドライで釣れています。予報では今週末の天気は下り坂、震災以後のレジャー業界にとっては涙の雨となります。しかしこの週末の釣果は大型連休のご来場者数を左右する天王山、当Walton Gardenは出します、釣人の多少にかかわらず放流します。放流の即効性に欠ける当池としては、本番に向けて池中在庫を増やしておく為にも重要な放流となります。

周りの田んぼでは田植えの準備が活況です。餌を与えなくても収穫できる農家がうらやましいと毎年この時期に思います。養殖業は売れても売れなくても餌は与えなくてはいけない、出荷サイズに育っても、大きくならないように、やせないように維持飼料という切ない餌を与えているわけです。魚が小さいとかデカいとかいう釣人のご要望に、釣堀を併設する養殖場のオヤジ達はウルセー コノヤロウと内心思っているはずです、態度にはオクビにも出しませんが。