2012年3月15日木曜日

ウォルトン追分

近頃マス類が低層に集中する傾向にあります。最深部で3.5mになる当池ではマス類の上下移動が激しく、水温の変動が多いこの時期は特に顕著になります、奥深くもあり、むずかしくもあり。
この好ましからざる傾向を打破するために、この週末はコーホーサーモン(銀ザケ)を放流します。コーホーは放流の即効性が高く、表層で激しい捕食活動をします、数釣りには最適な魚種であります。
巨大イワナ、引き続き200尾放流です。

上記の銀ザケ、岩手県より届きました、南三陸町の業者が輸送して参りました、民話の里遠野からであります。「絆」が流行語の昨今ですが、心の絆だけでは復興は成就しない、経済の絆をあわせて伴う事が強く求められる時に来ていると思います。かくなる理由で産地を選びました。

Trout Hatchery、土曜日再開、雨天決行の予定ですが、追加放流につきましてはご来場者数に応じました放流量とさせていただきます。藻類は完全に除去、池水は極めて透明、各池にそれぞれ銀ザケを1,500尾、ニジマスを500尾を金曜日に放流して諸兄のご来店をお待ちしております。WaltonかHatcheryか、岐路であります、追分であります。