2010年5月4日火曜日

ウォルトン ブルース

当方にとっても、お客様にとりましても、過酷な1日でございました。本日の放流量は400㎏、異例の放流量ですが決定打にならず、メンツ丸つぶれの日です。ベトナムやアフガニスタンでもあったように、兵力は数で左右されないという事でしょうか。ともあれマス類に落ち度はなく、小生としても「兵を語らず」の心境です。

日頃から管理釣場はバイキングスタイルの食事に似ていると思っていました。料理の提供者はその日の客数に応じた質と量の料理を一括して用意しておきます。当然客の食欲、嗜好等で客間の摂取量は変動しますが、提供者はこの事に配慮はしません。多品のメニューを用意してある、食べるか否かは客の選択だと考えているからです。釣場も同じ、入場者数に応じた量を放流してその義務を終えます。入場者は池に魚がいるという事を担保されているので料金を支払います。しかしバイキングと同じく入場者間の漁獲量は変動します。ここまでは両者は酷似しています。

決定的に違うのは、「釣れない!」と言われた時の対応です。前者は「お口に召しませんでしたか」くらいの応対で足りますが、後者はそれでは済みません。ここが、この点が、釣場経営の苦悩の源泉であります。上記の状態でもそれなりに釣っていらっしゃるお客様がいらした事は救いでした。

今日の仕事はつらかった、後は焼酎をあおるだけ♪