2013年6月30日日曜日

「太陽がいっぱい」

表記の季節がやって来ました。当池ではやや藻類の繁殖が見れるものの、透明度の高い池水のため程々の釣果を堅持しています。特にフライではドライへの反応が抜群で、ご愛好家から営業継続のお申入れが多数ございましたので、7月末頃まで営業いたす事にしました。

ルネ クレマン監督の同題の映画がございました。アラン ドロンの演ずる屈折した若者のクールな表情、切なく甘いフランス語の抑揚、10代の小生は一機に彼の国の文化へ傾注していった事を思い出します。当時通っていた私塾の師が、ビジネスには英語、学問にはドイツ語、そして愛を語るにはフランス語、それらが必要な時が必ず来るとよく小生に語っていました。不出来な小生は、その3番目の語学の学習だけに没頭し、その結果かくなる愚かな人生を歩む事となってしまいました。愛煙していたのは、ジタンとゴロワーズというタバコ、前者はジプシーの女、後者はゴール地方の女を意味しています。女性を愛でる事に話題の欠かないお国柄です。

あまり勤勉ではない彼の国の人々は、夏にヴァカンスと称す長期の休暇を取ります。小生も7月末までWalton Gardenを営業し、お盆前にアユの販売にめどをたてて、しばしの休暇を取ろうとほくそ笑んでいます。この事くらいしか彼の国の人々のまねはできない年になりました。

2013年3月26日火曜日

釣場は溜息を作る

良き季節にりました、満開の桜に負ける事なくマス類の活性も最高の感。日没前後のライズは特筆すべき、上積みすぎた原価を悲観する毎夕であります。

先日来放流のイワナはあまり活況ではありませんでした。お目当てでご来店の諸兄にはお詫び申し上げます。小生がイワナなぞを放流しなかったらかくなる不幸は起きなかっただろうと消沈します。医者は病人を、神学は罪人を作るとマルティン ルターが言っていたような気がします。釣場は溜息を作る、とならぬよう心がけるべきでした。

春はよろしい、病に伏す人にも、離別に悲しむ人にも、柔らかい陽ざしが希望を与えてくれる、激商戦を控えた全国のアユ養殖業者を除く全ての人にであります。そんな訳で、本番前に一時の心の平安を求めて、体調をくずしていたが元気になりつつあるカミさんを連れだって、福島に旅して来た。初夏や初冬と言うのになぜ春だけ早春と言うのか、小生の問いかけに助手席のボスは春眠のまっただ中、体調が戻り過ぎるのもこれは問題で、絶好調のちょっと手前くらいがよいと考えつつ宿へ。あえて選んだ福島の宿だったが、もてなす側はこの事をあまり意識していない様子、見返りを求めてはいけない復興支援の旅であった。

2013年3月13日水曜日

岩手県産イワナ放流

阿鼻叫喚のあの日から2年たちました。ガレキが無くなった事以外は何も変わらないと嘆く南三陸町の同業者が、岩手県からイワナを輸送して来てくれました。2万柱余の御霊を追悼しつつも、些少な資金でも復興の一助になればとお願いした訳です。

アユの稚魚の買付けに奔走している間に春になってしまいました。気温も株価も某支持率も全て上昇。実態を伴わない人為的な景気の底上げには無理があるのでは。人生やシャバは上り坂と下り坂が繰返すものですが、マサカという坂道がある事を総理はご存じか、その空疎な語り口を小生はあまり好まない。

2013年2月6日水曜日

ヤマメ 2,000尾放流

正月来の大型魚放流にもかかわらず諸兄のご要望は多様化、色物も釣りたい由のご意見が多いので、この連休はヤマメをご用意させていただきました。3日間で約300名様のご来店を想定しても、お1人様約6尾のご提供となります。サイズは食べ頃の20㎝程度、釣券1時間当たり1尾のお持帰り制限とさせていただきます。

各界で要職の辞任が流行っているようです。小生もこの二月に限ってはWalton Gardenの営業責任者の座をマス類に譲り、本業のアユ養殖に専念いたしたいところであります。最初の後任は上記のヤマメ、店主不要の声が聞こえて来るかも知れません。

2013年1月18日金曜日

寒い!

雪や風の荒天が続き静かな平日を過ごしたマス類、一時の平安を取り戻した感があります。明日から通常の週末に戻る当池には、従来の釣果が戻るものと確信しています。そう言ういつものお客様のために、50㎝overをたっぷり用意しております。

2013年1月11日金曜日

Walton白書

正月休みが終わったというのにまたぞろ連休です。7日以後も混雑か続いたのでマス類は疲弊ぎみ、アユの稚魚の池入れが続くので小生も疲弊ぎみ、マス類と顔を見合わせながらため息をつく今夕でした。

コバルトブルーの大型を釣った方2名、いずれもネットに取り込む事は叶わず。その神秘的な美しさに動転し手元が狂ったとの事。小生にコーヒーを馳走する事を嫌い隠ぺいされた釣果があったかも知れません。つもかくも年末年始のご来場者様約1,000名余の中でたったお2人、このお2人に幸多からん事をお祈り申し上げます。

さて明日から、選りすぐりの大型魚を準備しています。体高が極めて高く・・・、詳細はご来店の方だけが知る事と相成ります。

2013年1月4日金曜日

寒風に完封

希薄な放流効果、痺れる寒さ、間断なく吹く北風、不遇の営業日でした。それにつけても今日の寒さは尋常ではありませんでした。房総半島の平野部でもこの寒さ、荒天の予報を軽視して入山する人々の心境やいかに、撤退する勇気を携えてこそのアルピニストと思っていましたが。

後2日余す正月休みには気がもまれます。土日は予備の備蓄群を動員して、最終戦を戦い抜こうと存じます。日量50㎝級100尾、レギュラーサイズ約1,000尾の布陣でかまえております。